被災地のために津軽三味線を熱演
2012年03月20日
チャリティライブで演奏する笹川皇人さん(左)と葛西頼之さん
青森県出身の男性2人組ユニット「De―Moto(ディモート)」。笹川皇人さん(35)と葛西頼之さん(23)はいずれも津軽三味線全国大会で優勝経験があり、昨年はデュオの部で頂点に立った。震災後は「自分たちにできることを」と手弁当のチャリティ演奏を行っている。
今月は兵庫県下をツアー。当初は数カ所の予定だった演奏場所は賛同者が増えるうちに14カ所になった。坂越会場でも販売予定数を上回る来場。『津軽りんご節』や昨年全国大会の受賞曲『HANABI』などを熱演した。
収益金の一部は活動支援金として被災地に役立てられる。「チャリティライブを重ねるたびに連帯感や絆を感じた」と葛西さん。笹川さんは「東北のために応援してくれている気持ちが伝わってきた」と感謝を話した。
主催した「AKOたそがれステージ実行委員会」の水野香保里さん(44)は「とても熱い気持ちのお二人でした。来場者のみなさんにも満足いただけてよかった」と盛況を喜んでいた。
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掲載紙面(PDF):
2012年3月24日(1984号) 3面 (8,939,495byte)
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