酒蔵で寄席、香りとともに笑い広がる
2012年03月25日
日本酒の香りがほんのり漂う会場で行われた「酒蔵寄席」
奥藤社長と杜氏の岩渕徹さん(40)は大の落語好き。「酒蔵で寄席を開いてみては」と初めて企画し、岩渕さんと知人の柳家初花(しょっぱな)さん(33)、春風亭正太郎さん(30)の若手噺家2人を招いた。貧乏長屋の住人たちが滑稽な宴席を設ける「長屋の花見」、江戸時代の大横綱・谷風の人情相撲を題材にした「佐野山」など4席を披露した。
酒蔵は寛文年間に建てられ、築約350年。2階の板場は蒸した酒米から麹を作る大事な場所で通常は蔵人しか出入りできないが、先月末で今期の仕込みが無事終わり、特別に会場として使用した。
直径50センチほどありそうな天井の太い梁、柿渋を塗布した床板。近くに住む渋谷守さん(73)は「初めて上がらせてもらったが、とても雰囲気がいい。落語も、お酒の香りも両方楽しめた。また開いてほしいです」と次回を期待していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年3月31日(1985号) 3面 (6,399,801byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
中浜町で今年もカボチャのハロウィン飾り [ 街ネタ ] 2024年10月19日夜空に長い尾「紫金山・アトラス彗星」坂越の前田邦稔さん撮影 [ 街ネタ ] 2024年10月15日黒崎町の市道路肩にスイカ [ 街ネタ ] 2024年10月15日この季節に珍しい桜の花咲く [ 街ネタ ] 2024年10月02日生活の中にある美術 89歳男性がアートギャラリー 城南緑地のコクチョウ死ぬ [ 街ネタ ] 2024年05月17日一本のハナミズキに赤と白の花 [ 街ネタ ] 2024年04月27日「見た目にだまされないで」創作パンで詐欺防止PR [ 街ネタ ] 2024年03月09日路傍の掲示板に善意の書 続けて30年 男性の思い 城南緑地の飼育施設 ウサギの数ついにゼロ [ 街ネタ ] 2023年12月17日電動カートの下敷きになった半身麻痺の女性助けた「地獄に仏」 [ 街ネタ ] 2023年12月13日赤穂駅南ロータリーにイルミ設置 義士祭前夜と当夜に点灯 [ 街ネタ ] 2023年12月08日高齢者クラブが野菜栽培 交流と生きがいに [ 街ネタ ] 2023年10月28日重さ約200キロの「カボチャのお化け」 [ 街ネタ ] 2023年10月21日庭のタンポポ摘んだの誰!? 意外な「犯人」とは [ 街ネタ ] 2023年10月20日
コメントを書く