全線開業から半世紀、赤穂駅で祝う
2012年09月03日
小学生が「一日駅長」を務めた赤穂線全線開業50周年記念セレモニー
式典には約400人が集まり、赤穂観光協会の西川英也会長(49)が「100周年を目指してJRとタッグを組みながら、赤穂の発展のために努力したい」と祝辞。現在の駅舎の設計にも携わった木戸口好行駅長(58)は「地域なくして鉄道の存在はありえません。安全で安心なサービスの提供に努めてまいります」と決意を新たにした。
赤穂西小6年の中本夢さん(11)、5年の前田乙機君(10)が「一日駅長」を務め、電車の出発合図と到着の敬礼。また、同小児童有志の和太鼓グループ「西風太鼓」が力強い演奏を披露した。
赤穂線は昭和37年9月1日に全線約57キロが開業。開業当時を知る加里屋の阪田政和さん(87)=JR播州赤穂駅を愛する会・常任理事=は「あのころは田んぼの真ん中にポツンと駅だけがあった。鉄道が赤穂の発展を支えたことは間違いない」と懐かしそうに振り返っていた。
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掲載紙面(PDF):
2012年9月15日(2005号) 4面 (14,877,312byte)
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[ 社会 ]
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