アクリル酸保管先を特別査察
2012年10月03日
日本触媒姫路製造所のタンク爆発事故を受け、赤穂市消防本部は1日、事故の原因となった化学物質のアクリル酸を取り扱う市内2事業所の特別査察を実施した。
アクリル酸は引火点が51度と低く、危険物に指定。同本部は消防法に基づいて計画を立て、ほぼ毎年査察を実施している。
特別査察は姫路の事故を受けて消防長が指示。署員2人が事業所内に立ち入り、取り扱いや保管など定期査察と同じ項目をチェックし、温度や圧力を測定する計器類の保守点検記録も確認した。
同本部は「いずれの事業所も適切に管理していたが、従業員教育の徹底、異常が発生した場合の速やかな消防通報を改めて指導した」としている。
掲載紙面(PDF):
2012年10月6日(2008号) 3面 (9,392,019byte)
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アクリル酸は引火点が51度と低く、危険物に指定。同本部は消防法に基づいて計画を立て、ほぼ毎年査察を実施している。
特別査察は姫路の事故を受けて消防長が指示。署員2人が事業所内に立ち入り、取り扱いや保管など定期査察と同じ項目をチェックし、温度や圧力を測定する計器類の保守点検記録も確認した。
同本部は「いずれの事業所も適切に管理していたが、従業員教育の徹底、異常が発生した場合の速やかな消防通報を改めて指導した」としている。
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