- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
おじいさんの一つの願い
2013年01月26日
『リベックじいさんのなしの木』 ○文/テオドール・フォンターネ ○絵/ナニー・ホグロギアン ○訳/藤本朝巳 ○岩波書店
ドイツの「ルッピン伯爵領とその周辺地域の伝承民話」から一冊の絵本が生まれました。
リベックじいさんは一本の梨の木を大切に育てていました。実がなると「なしを ひとつ いかがかな」と人々にわけ与えていました。
おじいさんは、天国に召される前に一つのお願いをしました。おじいさんが亡くなると、村人たちはお墓に梨を一つ埋めました。芽を出した梨の木は、ぐんぐん大きくなり、いっぱいの実をつけました。
ドイツのハーフェルラント地方に伝わる話です。
* * *
『リベックじいさんのなしの木』○文/テオドール・フォンターネ○絵/ナニー・ホグロギアン○訳/藤本朝巳○岩波書店
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年1月26日(2024号) 3面 (8,597,516byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
エリック・カールの絵本 2017年07月01日
少年と将棋 2017年06月17日
孫の願い 2017年06月03日
ひとりぼっちのテンボ 2017年05月27日
かあさーーーん! 2017年05月13日
真の「勇気」とは 2017年04月08日
はじまりの日 2017年04月01日
ガンダーラの少女のはなし 2017年03月11日
アンデスの少年 2017年03月04日
ドミニカの絵本 2017年02月25日
海をわたったアンメイ 2017年02月11日
新しい韓国の絵本 2017年02月04日
ひよこのかずはかぞえるな 2017年01月28日
大自然のなかで 2017年01月01日
ふるびたくま 2016年12月23日
コメントを書く