作り手偲んだ篠笛コンサート
2013年06月05日
故安本雄美さん制作の「播州雄美笛」を奏でた演奏会
「播州雄美笛」は生前に笛作りの名人だった西有年の故安本雄美(本名・信雄)さんが手作りした横笛。昨年5月の命日から1年が経ち、親交の深かった姫路市鍵町の篠笛奏者、城山如水さんが追悼の思いを込め、安本さんが暮らした地を会場に選んだ。
城山さんは副講師の玉田麗水さん、赤穂市内で指導する教室の生徒6人と「夏は来ぬ〜浜辺の歌」「少年義士音頭」など約20曲を披露。オリジナル曲「風の音〜有年」では、安本さんが手掛けた遺作の笛でやさしい音を響かせ、のどかな緑が広がる自然豊かな風土を情感たっぷりに独奏した。
「赤穂で生まれた笛の演奏を地元の方に聴いてもらえたのがうれしい」と城山さん。「来年以降も雄美笛を絶やしたくない」と来年以降も安本さんの命日に近い日にコンサートを開くつもりにしている。
<前の記事 |
29日から、ちぎり絵合同展 [ 文化・歴史 ] 2011年07月28日31日に赤穂で合唱フェスタ 市内小中学校に義士絵を寄贈 [ 文化・歴史 ] 2011年07月19日半世紀ぶり復活へ農村舞台を修理 姫路交響楽団が口笛、合唱と共演 市美術展2011の募集要項 身近な草花の写真展 [ 文化・歴史 ] 2011年07月12日アマチュア音楽コンテスト、出演募集 約70年前の忠臣蔵紙芝居 花岳寺で夏季仏教セミナー 洗練された響き、国際音楽祭が開幕 国際音楽祭の関連イベント 「良質な音楽届けたい」樫本さんが抱負 名陶と赤穂緞通が織り成す美 こども能楽教室が発表会
コメントを書く