高校生が初々しく龍笛演奏
2013年07月18日
初公演で龍笛を奏でる伝統芸能研究会雅楽部の明石麻友子さん=後列右=と葛島星さん=同左=
同部は平成23年に同好会として発足し、昨春に部へ昇格。10月の「坂越船祭り」に雅楽演奏者として参加した。船祭りへ向けて南都楽所で合宿した縁をきっかけに笠置さんとの共演が実現。南都楽所で笠置さんの指導を受けた「三和会」の会員も十数人が来穂した。
晴れの舞台へ上がったのは、部長の葛島星さん(17)と管長の明石麻友子さん(17)=いずれも3年=。烏帽子と直垂を着けて他の楽人たちと並び、笠置さんが叩く鞨鼓を合図に龍笛を吹いた。南都楽所楽師補でもある永井信行顧問(43)がきらびやかな衣装と面を着け、古式ゆかしい調べに乗って荘厳な舞いを披露した。
「タイミングが難しい曲なのに、2人ともよく頑張って音を出していました」と笠置さん。生徒と保護者など約900人が入った大ホールでの初舞台に葛島さんは「緊張したけれど、幸せな気持ちになりました」と振り返り、明石さんは「大勢で演奏できて楽しかった。大学に行ってもできれば続けたいです」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年7月20日(2046号) 1面 (9,237,588byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
塩竈神社など日本遺産文化財に説明板 [ 文化・歴史 ] 2023年01月22日ふるさと文化講座「旧赤穂郡域の獅子舞」などテーマ [ 文化・歴史 ] 2023年01月14日キャンバスの会 13日から図書館で作品展 [ 文化・歴史 ] 2023年01月10日15日に各神社で「とんど祭り」 ユネスコ文化遺産「大垣祭」赤穂出身画家が天井画制作中 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日全国伝統的工芸品展で赤穂緞通作家2人入選 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日有年考古館で企画展「看板・立札・道しるべ」 [ 文化・歴史 ] 2022年12月22日「ウサギのように飛躍を」児童ら描いた干支大絵馬 特別展「上方の忠臣蔵浮世絵」貴重な190点 [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日義士引き揚げルート 中央義士会が一部見直し [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日赤穂民報主催・第38回習字紙上展の出品規定 義士行列の小道具に「槍印」加えては [ 文化・歴史 ] 2022年12月04日「目指すは金賞」マーチングバンド全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日赤穂の「十年一昔」ほのぼの写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日力作並ぶ義士祭学童書道展 市民会館で4日まで
コメント
0 0
投稿:きらきら星 2013年07月27日コメントを書く