「いじめ追放」中学生が宣言文起草
2013年07月27日
市民大会へ向けて「大会宣言文」の起草に取り組む赤穂西中学校生徒会
起草を担当するのは赤穂西中学校の生徒会。全校生徒対象のアンケートなどを基に「いじめ防止五か条」を今年3月に策定。さらに1学期の終わりには各クラスから標語を募集するなど活動が顕著なことから白羽の矢が立った。
三役の3年生6人が24日から夏休み返上で学校に集まり、「いじめや暴力があることをどう思うか」「自分たちが目指す学校・社会」といったテーマで意見交換。市内各小・中学校の「いじめ・暴力追放憲章」や取り組み事例も読み合わせ、『仲間づくり』を宣言の柱に置くことを決定した。
「自分にできることは何だろうと、一人一人が考えるきっかけになるような宣言文に」と副会長の白岩咲華(さくら)さん(14)。生徒会担当の平野雅子教諭(36)は「大人からの押しつけではなく、生徒たちから出てきた言葉は訴えかける力があるはず」と期待する。大会当日にステージで宣言を朗読する生徒会長の田渕優斗君(15)は「みんなが笑って過ごせる学校を、自分たちで作っていくことが大切だと考えた。僕らの思いがちゃんと伝わるように、気持ちを込めて発表する」と意気込んでいる。
市民大会は8月11日(日)、中広の市文化会館ハーモニーホールで午後1時45分から。児童・生徒代表がこれまでの取り組みを報告し、いじめ・ネット問題に詳しい竹内和雄氏(兵庫県立大准教授)が講評と助言を行う。司会、来場者受付などの裏方作業も児童・生徒が主体となって運営する。席数に限りはあるが一般来場可。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年7月27日(2047号) 1面 (9,071,343byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市児童合唱団の歌声がCDに 期待いっぱい 小・中学校で入学式 親子で楽しく「おむすび」体験 [ 子供 ] 2018年04月07日ヴァイオリン教室 第16回発表会 学校歯科健診で4人の乳歯抜く [ 子供 ] 2018年03月17日1日から防火ポスター優秀作品展 [ 子供 ] 2018年02月28日エッセイのコツは「考えずに書く」 [ 子供 ] 2018年02月27日一足早く小学校 園児ら登校体験 [ 子供 ] 2018年02月21日野菜から絵の具!? 化学塗り絵 [ 子供 ] 2018年02月20日カブスカウトが交流ラリー [ 子供 ] 2018年02月18日第28回赤穂民報習字紙上展の入賞者 ヴィッセル神戸のコーチが基本を指導 手作りゲレンデで雪遊び [ 子供 ] 2018年02月05日インフル学級閉鎖 昨年度上回るペース 長所伸ばし苦手克服 ふれあい作品展
コメントを書く