姿勢正して坐禅修練
2013年07月27日
坐禅による精神修練を体験した少年剣士たち
「義士剣友会」(寺田尚弘会長)に所属する小学2年から6年までの27人が精神修練を目的に稽古着で参加。午前6時半に本堂に集合し、片山元道副住職から足と手の組み方を教わった。
「体と呼吸、そして心を整えるのが坐禅のポイント」と聞いた子どもたちは壁や障子に向かい、静かに着座。「坐蒲(ざふ)」と呼ばれる丸いクッションに尻を乗せ、無言で瞑想した。堂内をゆっくりと歩く「経行(きんひん)」に続いて読経と焼香を行い、廊下のぞうきん掛けと境内の清掃奉仕。食事の心得を説いた「五観の偈(ごかんのげ)」を唱和して、朝がゆを食した。
「お寺は心静かに自分を見つめる場所。周りのみんなに感謝する気持ちも大切にして」と片山副住職。塩屋の小学6年、池上連君(11)は「坐禅を組んだら気持ちが楽になった感じがしました」と、すっきりした表情で話した。
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掲載紙面(PDF):
2013年8月10日(2049号) 4面 (8,962,908byte)
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