県防災ヘリと合同訓練
2013年08月29日
兵庫県消防防災航空隊の防災ヘリも出動した水難救助訓練
ゲリラ豪雨によって増水した川から釣り客2人を救出する想定で消防職員35人と航空隊6人が参加した。
ボートに消防隊員3人が乗り込み、溺れかかっている1人を救助。アルミパイプを三角すい型に組んだ「レスキューフレーム」で要救助者を護岸へ吊り上げた。ボートが近づけない中洲に取り残されたもう一人は航空隊の防災ヘリからロープ下降した隊員が抱きかかえ、約100メートル先の河川敷へ移送した。
訓練では、防災ヘリに搭載したカメラから地上部隊へ空撮映像を送る「簡易ヘリテレビ伝送装置」も使用したが、途中から何も映らなくなり、訓練後の点検で受信機のアンテナの接合が緩んでいたことがわかった。市消防本部の松本守生・警防課長(53)は「訓練で得た教訓を今後に活かし、いざというときに冷静に活動できるように心がけたい」と話した。
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掲載紙面(PDF):
2013年8月31日(2051号) 3面 (9,957,066byte)
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