訓練向け自治会役員が事前講習
2013年09月24日
安全確保の「シェイクアウト訓練」も行った事前講習会
訓練の必要性への理解を深めようと実施した。兵庫県教委「震災・学校支援チーム」(EARTH)の一員として東日本大震災の被災地で支援活動の経験がある鳥山英樹・有年中教諭が「宮城県からの報告・大震災から学ぶこと」と題して講演した。
鳥山教諭は、津波による犠牲者を出さなかった岩手県の釜石東中学校を例に挙げ、防災意識の高さが命を守ることにつながったと強調。また、震災前に設定されていた「津波浸水想定区域」の内側よりも外側のエリアで亡くなった人の方が多かったとの調査結果を示し、油断せず、より安全な場所へ逃げる重要性を説いた。
講習会では、地震発生時に3段階の行動で身を守る「シェイクアウト訓練」も体験。(1)姿勢を低く(ドロップ)(2)頭を守って(カバー)(3)揺れが収まるまでじっとする(ホールド・オン)の動作を練習した。
訓練は11月17日(日)に御崎地区と合同で約4480世帯を対象に行う。萬代会長は「天災は防げないが、犠牲者は減らすことができる。形だけではなく、現実に役立つ訓練にしたい」と抱負を話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年9月28日(2055号) 3面 (8,467,393byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
2024年春 幼稚園・保育所関係の異動 [ 社会 ] 2024年03月27日故障から3年 加里屋中継ポンプ場 ようやく更新 [ 社会 ] 2024年03月26日周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回 新路線の運行開始控え、バスの乗り方教室 [ 社会 ] 2024年03月22日新小1年生にランドセルカバー寄贈 交通安全協会 美化センター焼却炉 予定外の稼働中止 [ 社会 ] 2024年03月16日病院事業管理者に高原秀典氏任命へ [ 社会 ] 2024年03月16日香りでも楽しめる「春めき桜」植樹 [ 社会 ] 2024年03月12日住居侵入の消防係長 停職6か月の懲戒処分 市民病院経営強化プラン 失敗した場合の責任「市長にある」 [ 社会 ] 2024年03月07日患者と家族の拠り所 月例の「がんサロン赤穂」 田中康湧プロが五段に 若手棋戦で優勝も [ 社会 ] 2024年02月29日下水道使用料 2009年度以来の値上げへ改定率協議 市民病院の経営形態「変更の可能性ある」副市長が言及 [ 社会 ] 2024年02月24日雄鷹台山に登山ルート看板 [ 社会 ] 2024年02月22日
コメント
0 0
投稿:同感です 2013年10月21日先日、私の住む地域に自治会長名の「避難訓練を実施して、**町(班毎)「助け合い」自治会名簿作成のご案内」という回覧板が回りました。
名簿づくりを推進して、住民相互が協力・連携できるネットワーク作りを構築するのだと書かれ、名簿は、迅速な災害時の安否確認や救出、避難・誘導や防災訓練、対策を検討するための会議に利用するとし、正体不明の”行政資料抜粋(会長さんがWEBで見つけた)”というものにより、ぜひ作成しておくべきものであるという意味でした。
しかし、個人情報に関する遵守事項が示されているものの、添付されている用紙”に”住所・氏名・年齢・性別・電話番号”を記入して、個人情報剥き出しのまま次の家にまわすことになっていました。(班長に手渡したり、封筒に入れて渡す地区もあったようですが。)
近年、赤穂市も”災害時要救護者名簿の登録”を呼びかけていますが、登録対象は、障害や介護を必要とする人などとされています。
今回の名簿は”本人の同意のもと”としながら、輪番制の多い班長がその責任者の立場に立つなど、ほとんど半強制のような進め方で、戦前の国防婦人会などを思い出させました。
自治会が進めると言いつつ、知る範囲では、他の自治会でも住民の納得いく協議や総会等での審議がなされないまま、災害に備えるという大義のもとに、誰がどのように活用し、指示するのかも話し合われず、個人情報が集約され、漏洩対策は担当者の覚悟まかせというもので、このような、無謀とも思えることが、自治会という名のもとで進められることに疑問と恐怖を感じます。
0 0
投稿:災害対策の「助け合い」名簿づくりに疑問をもつ住民 2013年10月20日コメントを書く