- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
パピルスに刻まれた文字
2008年07月12日
『古代エジプトの物語 運命の王子』 ○文・絵/リーセ・マニケ ○訳/大塚勇三 ○岩波書店
文字にはいろいろな種類、タイプがありますが、これらの古代文字は文字を書くのでもなく、綴るのでもなく、まさに一字一字が刻まれています。
人々に思いを伝えるために文字が使われ、今日の文化が築き上げられました。しかし、文字に生命が宿っているように感じたのは今回が初めてです。人間の生と死という永遠のテーマを象形文字で表現しているだけに、よけいに神秘的に思えました。
物語の内容より、「文字とは何か」をこの絵本で教えられました。
* * *
『古代エジプトの物語 運命の王子』○文・絵/リーセ・マニケ○訳/大塚勇三○岩波書店
* * *
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年7月12日(1803号) 4面 (7,960,544byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
夜の闇 2019年11月09日
君は、ほんとうは いい子なんだよ。 2019年10月12日
二冊の地図の絵本 2019年10月05日
不思議な小石 2019年09月07日
遊ぶ場所がほしいんです 2019年07月27日
アリとリスとゾウの物語 2019年07月20日
マンゴーが落ちた 2019年07月06日
おじいちゃんの手 2019年06月08日
むらさきふうせん 2019年05月25日
癒やされた絵本 2019年02月23日
モンゴルのおはなし 2019年02月16日
おじいさんのひげ 2019年01月12日
ベトナムのかみしばい 2019年01月01日
犬になった王子 2018年11月17日
ロバのロバちゃん 2018年10月20日
コメントを書く