「マンガから見る忠臣蔵世相」展
2013年11月26日
忠臣蔵をテーマにした読物や絵本が展示されている企画展「マンガから見る忠臣蔵世相」
市と個人蔵の約80点。明治31年(1898)の『日本歴史譚第17編 四十七士』は四十七士について「復讐美談」として絶賛。昭和5年(1930)の『赤穂義士』はカタカナ書きの文章が時代を感じさせる。
軍国主義的な要素が色濃い戦前・戦中に対し、戦後は人間像や家族愛にスポットを当てた作品が増加。単に民衆の娯楽というだけでなく、世相を反映し、国民の思想形成にも影響を与えたことがうかがえる。
同館は「展示物を通して、それぞれの時代背景を感じ取ってもらえれば」と話している。
12月23日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。「立ち読みコーナー」は約25冊を閲覧できる。読み聞かせ会は会期中の毎週日曜日午後2時から。事前に団体予約すれば他の曜日、時間でも開催する。TEL49・3488。
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掲載紙面(PDF):
2013年11月30日(2064号) 3面 (11,046,771byte)
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