型絵染の人間国宝、没後30年展
2014年01月20日
素朴な風合いの型絵染作品が並ぶ収蔵品展
芹沢★介(1895−1984)は静岡市生まれの染色工芸家。柳宗悦の著書『工芸の道』を読んで民芸運動に参画し、自ら創始した「型絵染」技法により昭和31年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。
本展では、同氏が好んで制作した「いろは」「春夏秋冬」といった装飾文字をはじめ、小間絵、装丁など39点を展示している。沖縄の紅型を基礎にした型染「どんきほうて」は連作12点のうち10点が揃い貴重。佐野館主は「素朴で簡潔な表現を味わってもらえれば」と話している。
2月28日(金)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。TEL090・3496・4282。(★は金に圭)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年2月8日(2074号) 3面 (9,191,425byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
2014赤穂市美術展の入賞者 [ 文化・歴史 ] 2014年09月29日幽玄美が観客魅了 大石神社薪能 [ 文化・歴史 ] 2014年09月27日合同ステージで響き合うブラスの魅力 還暦超えの3人が合同で「アラ還」展 [ 文化・歴史 ] 2014年09月27日最優秀賞は「うちわ付き散歩マップ」 お年寄りと子どもたちの合同展 [ 文化・歴史 ] 2014年09月17日伝承盛り上がる上仮屋の獅子舞 柳原白蓮の自筆書軸も「備前を訪れた人々」展 [ 文化・歴史 ] 2014年09月12日ハーモニカの西日本大会で1・2位 [ 文化・歴史 ] 2014年09月09日丹精込めた力作、能面二人展 [ 文化・歴史 ] 2014年09月08日市民病院ロビーで押し花作品展 [ 文化・歴史 ] 2014年09月07日筋書き知れば能楽の魅力ますます 京丹後の旧家に「坂越の船祭」絵巻 [ 文化・歴史 ] 2014年09月06日地域資料を電子化公開、絶版図書も 絵マップコン10周年で記念誌
コメントを書く