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『忠臣蔵』全7巻、30年かけて完結

 2014年01月29日 
編さん開始から30年かけて完結した『忠臣蔵』全7巻
 赤穂市は1月31日、『忠臣蔵』第7巻を発刊する。30年かけて編さんを進めてきた全7巻の刊行事業が完結する。
 3年ぶりの配本となる第7巻(A5判1018ページ)は文芸・史料編。多種多様に描かれた忠臣蔵物の浮世絵などの絵画、全国各地の寺社に奉納されている絵馬を可能な限り目録化。収録数は絵画4181点、絵馬255点に上る。浮世絵研究の第一人者、浅野秀剛・大和文華館館長が全体を監修し、主要な作品は図版も収めた。また、組上げ灯籠や絵双六などの玩具、折り紙に関する解説も収録している。
 『忠臣蔵』は『赤穂市史』の続編として昭和58年度から編さん。赤穂事件及び「忠臣蔵」に関する基本文献の一つとなることを目指し、昭和62年の第3巻(史実・史料編)を皮切りに刊行してきた。第1巻(史実・本文編)では執筆者の八木哲浩氏(神戸大学名誉教授)が「四十六士論」を展開して物議をかもした。
 刊行が完結したことについて、平成17年度から市史編さん担当の小野真一課長(51)は「これをベースとして、忠臣蔵研究がさらに幅広く、深いものになることを期待しています」と話している。
 第7巻は2500部発行。一部5900円(送料600円)で2月6日(木)から販売する。新規購読の場合は全巻購読を前提に申し込みを受け付ける。市教委市史編さん室TEL43・6848。
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掲載紙面(PDF):
2014年2月1日(2073号) 3面 (10,000,336byte)
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コメント

北川和秀群馬県立女子大学名誉教授のブログでこの大著に興味を持ち、検索して記事を見つけ拝読いたしました。大変わかりやすく参考になりました。ありがとうございます。北川先生のブログは、まほろば 14年2月23日 (日)赤穂市の『忠臣蔵』完結&一誠堂書店
http://mahoroba3.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-0829.html
です。

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投稿:西本雅哉 2021年04月17日

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