趣味の水墨画、91歳で初個展
2014年02月08日
91歳にして初めての個展を開いた井内清さん
加里屋中洲3の井内清さんは大正11年生まれ。仕事を引退した70代半ばから独学で水墨画を始めた。手本を基に風景や動物などを和紙に描写し、専門誌に作品を投稿するのが楽しみ。表装も自分で行う。
知人の勧めで開いた今展では、毛を一本一本丁寧に描いた「猫」、墨彩画の「龍上観音」など描きためた作品の中から色紙大〜30号の約20点を出品した。「放馬」は騎兵連隊として赴いた北支で終戦と同時に管理馬を解き放ってやったときの情景を表した。
「筆に墨を付ける仕方だけでもさまざまで、わからんことがようけある」と水墨画の奥深さを話す井内さん。「もっと技術を勉強して、自分で考えた構図を描きたいなあ」と向上心も健在だ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年2月8日(2074号) 4面 (9,191,425byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
吹奏楽と金管バンドの祭典 夏祭り奉献俳句を公募 塩屋荒神社 4年がかりで亡母の遺句集 [ 文化・歴史 ] 2016年06月04日8月に泉岳寺など義士史跡探訪ツアー 若狭野浅野家の旧札座で保存運動 [ 文化・歴史 ] 2016年06月03日赤穂ゆかりの画家が描いた「60年前」 [ 文化・歴史 ] 2016年05月25日食文化発信「天塩スタジオ」オープン 東浜町に緞通工房 製作工程見学可 [ 文化・歴史 ] 2016年05月20日繊細華麗な装飾の洋風陶磁器展 [ 文化・歴史 ] 2016年05月20日赤穂美術協会 20日から第36回展 [ 文化・歴史 ] 2016年05月20日赤穂の夜景を題材に写真展 [ 文化・歴史 ] 2016年05月18日古民家再生して「ビートルズ・サロン」 赤穂民報主催・第25回習字紙上展の作品募集 赤穂緞通で伝統工芸近畿展に初入選 [ 文化・歴史 ] 2016年04月30日「北前船寄港地」でまちおこし [ 文化・歴史 ] 2016年04月16日
コメントを書く