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ロシアのお話
2014年02月15日
『ハリネズミと金貨』 ○原作/V・オルロフ ○文/田中潔 ○絵/V・オリシヴァング ○偕成社
ハリネズミはその金貨で干しキノコ、くつ、くつした、ハチミツを買おうと思ったのですが、親切な森の仲間たちは誰も代価を受け取らず、ただで分けてくれます。さて、ハリネズミは残った金貨をどうするのでしょう。
今日、世界中で経済がいきづまり、あちこちで大きな問題になっています。なぜ、こんなことになったのでしょうか。
この絵本は、ロシアの人々が大切にしていた「100ルーブルより100人の友を持て」ということわざから生まれました。私たちの願っている社会は、この絵本のように、思いやりにあふれ、人と人とのふれあいがある世の中だとおもっているのですが…。
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『ハリネズミと金貨』○原作/V・オルロフ○文/田中潔○絵/V・オリシヴァング○偕成社
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掲載紙面(PDF):
2014年2月15日(2075号) 3面 (9,831,700byte)
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