３月９日開幕に向けて新たに創設された国内サッカーリーグ「Ｊ３リーグ」に赤穂出身の２選手がこのほど選手登録。赤穂初のＪリーガーが誕生した。
　「グルージャ盛岡」のＤＦ土遠（どえん）修平選手（２４）＝赤穂東中－相生高－筑波大＝と「ＦＣ琉球」のＧＫ高野（こうの）純一選手（２２）＝上郡中－赤穂高－同志社大＝。
　盛岡入りして２シーズン目となる土遠選手は中学時代はデルフィネス赤穂に所属。高校と大学ではＦＷで活躍した。一対一の強さと豊富な運動量を買われて昨季からＤＦに転向。背番号は「２８」。
　高野選手は兵庫高校選抜が国体４位に入賞したときの正ＧＫ。大学でも不動の守護神としてゴールを守った。的確なポジショニングと試合中の指示に定評があり、厳しい競争の中、契約を勝ち取った。背番号は「２１」。
　それぞれのチーム関係者の話では、２選手ともプレシーズンマッチで好調ぶりをアピール。ベンチ入りにとどまらず、試合への出場機会を与えられる可能性もあるという。
　「一つでも多く勝てるように、一分でも長く試合に出場できるように頑張りたい」と土遠選手。高野選手は「熱いプレーで自分の長所をどんどんアピールしていく」と意気込んでいる。
　Ｊ３リーグは１２チームによる総当たり３回戦で順位を競う。盛岡と沖縄は第４節（３月３０日）に対戦があり、両選手の直接対決が実現するか注目だ。

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掲載紙面（PDF）：
2014年3月1日(2077号) 4面 (12,050,945byte)
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