赤穂出身の軍事評論家「平田晋策」展
2014年03月04日
生誕110年で特別企画展が開かれている平田晋策
晋策は明治37年(1904)3月6日、赤穂郡赤穂町加里屋に生まれた。後に人間国宝となる陶芸家の藤原啓に誘われ、社会運動家の賀川豊彦に寄宿。上京して作家・菊池寛の書生になるなど多感な青年期を過ごした。20代後半で軍事ジャーナリストとして脚光を浴び、専門知識を活かした評論や小説が広く人気を博した。昭和11年、総選挙への立候補を決意して帰郷する途中のタクシーで交通事故に遭い、31歳の若さで亡くなった。
特別企画展では、著作活動に入って最初に発表した『愚禿親鸞』(大正15年)、国防に関する持論を展開した『軍縮批判』(昭和5年)、絶筆となった『新戦艦高千穂』(同11年)、など主な著作12点をはじめ寄稿記事が掲載された雑誌などを展示。長兄で医学者だった内蔵吉、内蔵吉の孫で劇作家の平田オリザなど親族の著名人の著書を含めて計50点以上を展示している。
4月21日(月)まで午前10時〜午後4時(入館は3時半まで)、火曜休館。無料。TEL49・3488。
* * *
同館は当初、会期を14日までとしていましたが、21日まで延長しました。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年4月5日(2082号) 4面 (9,189,908byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
考古学の視点で考える「秦氏」のルーツ 宮前桜でチャリティアート展 賛同作家募集 3日から「秦氏フェス」4日に記念講演 [ 文化・歴史 ] 2022年05月28日市美術協会展に力作43点 [ 文化・歴史 ] 2022年05月27日緞通に魅せられ 作家目指して移住 [ 文化・歴史 ] 2022年05月22日北野中の大川礼子さん 国展で斎木幸子賞 [ 文化・歴史 ] 2022年05月21日樫本大進と独の名門オケ共演 21日一般発売 電子雑誌閲覧サービス導入 市立図書館 人物などリアルに描写 色鉛筆画展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月18日「赤穂の路地」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月16日キャンバスの会 ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月11日女性たちの絵画作品ロビー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月05日「伝統と新しいかたち」山陽百貨店で赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月29日清方、松園、夢二など「近代版画の女性像」展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月25日カエルに象、ウサギ……レトロな看板人形の写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月24日
コメント
0 0
投稿:みやざき もといち 2014年03月31日0 0
投稿:なつかしや 2014年03月04日コメントを書く