提灯で嫁入り、懐かしの婚礼再現
2014年03月16日
昔懐かしい婚礼行列を再現した「坂越の嫁入り」
坂越地区に長く住む人たちの話では、昭和30年ごろまでは仲人が照らす提灯で新婦が嫁入り。新郎宅も提灯を掲げて出迎える習わしだった。昭和26年に嫁いだ坂越美代子さん(85)から当時の話を聞いた相生市那波南本町、新村浩子さん(44)=会社員=が「伝統的な嫁入りを現代に再現したい」と実行委員会を発足。県の「ふるさと芸術文化発信サポート事業」の補助を受けて企画した。
新婦役は坂越さんの孫の田中麻紗美さん(30)。仲人の持つ提灯に続き、打ち掛け姿で「坂越まち並み館」を出発し、介添いや親族、長女の彩来(さら)さん(9)と長男の隆臥(りゅうが)ちゃん(5)らが列に続いた。雅楽の生演奏が流れ、地域住人ら約200人が見守る中、夫の隆一さん(35)が待つ旧坂越浦会所まで約150メートルをゆっくりと歩き、鏡開きで祝賀した。
10年前に入籍した田中さん夫婦は隆一さんの仕事が忙しくて式を挙げておらず、坂越さんは待ち望んだ2人の晴れ姿に目を細めた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年3月21日(2080号) 4面 (8,903,086byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
臨時休業は3月23日まで延長 24日に終業式 4月から「紙ごみ」増え9種分別に 医療機関へマスク5000枚提供 [ 社会 ] 2020年03月06日新型コロナ対策本部を設置 [ 社会 ] 2020年03月03日みなと銀行と協定 地域活性化へ官民連携 青少年海外派遣を中止 新型コロナ影響で [ 社会 ] 2020年03月02日赤穂にも追い風 時代小説『北前船用心棒』 [ 社会 ] 2020年03月02日臨時休業中も学童保育・預かり保育は継続 赤穂市の学校園臨時休業 3日〜15日に決定 首相要請受け対応協議へ 28日午前に校園所長会 新型感染に備え休校園ガイドライン 卒業式は時短 新型コロナ拡大で各種イベント中止 市職員給与一部カットへ 市長は年間153万円減 高取峠トンネル化 4種類のルート候補案 《西有年産廃》県民局長発言 知事意向を反映
コメントを書く