案内板で「文化財の宝庫」アピール
2014年03月23日
「有年原・田中遺跡公園」に設置された歴史案内板
有年原地区は弥生中期以降の遺跡や古墳が数多い。案内板は“文化財の宝庫”と言われる地域の魅力をアピールしようと有年地区まちづくり協議会(沖知道会長)が公園敷地の北東端に立てた。
縦約90センチ、横約180センチのスチール製。県指定文化財の蟻無山古墳群、浅野長直の建立とされる小鷹山観音堂など主な周辺史跡12カ所を地図で紹介。一部は写真を掲出している。
除幕式には地域住民約40人が集まり、沖会長が「すばらしい看板が出来たことを、みなさんと一緒に喜びたい」とあいさつ。木虎谷2号墳(県文化財)まで往復する歴史探訪ウオークへ出発した。
有年原自治会の森田博義会長(65)は「最近は京阪神から史跡巡りに訪れる人もある。地元の関心を高めることにも役立てば」と話していた。
同協議会は「豊富な歴史遺産を生かしたまちづくり」を目的に歴史・史跡に関する案内板の設置を平成22年度から毎年1カ所ずつ進めており、西有年、東有年、有年楢原に続いて4カ所目となった。
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掲載紙面(PDF):
2014年6月14日(2091号) 3面 (8,314,867byte)
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