- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
パオアルのキツネたいじ
2014年04月26日
『パオアルのキツネたいじ』 ○原作/蒲松齢 ○再話/心怡 ○絵/蔡皋 ○訳/中由美子 ○徳間書店
お父さんが留守のあいだにキツネに取り憑かれてしまったお母さんを助けようと、男の子パオアルが勇気を出して頑張ります。
お母さんが子どもを思う絵本はたくさんあります。それだけに、子どもが母を思う話に出会うと、いろいろと考えさせられます。
この絵本は、今から400年ほど前の清(しん)の時代に蒲松齢(ほしょうれい)という人が書いたものを1993(平成5)年に湖南省で生まれた著者が再話しました。
中国は黄河文明の発生の地であり、60余りの民族がくらす巨大な国ですが、不思議と中国の絵本は手に入りにくいです。きっとたくさんの昔話や民話がうもれているのでしょう。
* * *
『パオアルのキツネたいじ』○原作/蒲松齢○再話/心怡○絵/蔡皋○訳/中由美子○徳間書店
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年4月26日(2085号) 3面 (10,654,336byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
子どものパワー 2013年02月02日
おじいさんの一つの願い 2013年01月26日
奇跡と人生 2013年01月19日
いつか きっと 2013年01月01日
おくりものはナンニモナイ 2012年12月15日
おとうさんの子もりうた 2012年11月03日
月夜の晩 2012年10月27日
どんぐりの物語 2012年10月06日
からすのカーさん へびたいじ 2012年06月09日
イランの絵本 2012年04月21日
まつぼっくりのぼうけん 2012年04月07日
タンポポの綿毛 2012年03月31日
事実と真実 2012年02月18日
少女の願い 2012年02月04日
老馬の思い 2012年01月21日
コメントを書く