陸上の第６２回兵庫リレーカーニバル（１９・２０日、ユニバー記念競技場）の小学生４００メートルリレーで、塩屋が男女とも決勝へ進出。女子（竹本琴音、丸尾明代、高原千聖、松尾日向）が５８秒００で６位、男子（永江隆樹、今井智稀、池尻侑生、竹内大輔）は５８秒０７で８位と健闘した。同大会の小学生リレー種目で赤穂市の学校が決勝を走ったのは初めて。
　本大会の小学生リレーには男子１２１校、女子１３６校がエントリー。赤穂市からは男子５校、女子４校が出場した。タイムレースで上位４８校が準決勝に進む初日予選は、男子は城西、塩屋、御崎の３校、女子は塩屋が通過。さらに、翌日の準決勝を塩屋の男女が突破した。
　塩屋のリレーメンバーは男女とも６年生。男子リーダーの今井君（１１）は「決勝に出ることになって正直びっくりしたけど、１００％の力は出せた」。女子リーダーで個人種目の小学女子１００メートルでも決勝６位（１４秒６０）だった丸尾さん（１１）は「目標は準決勝進出だったのでうれしい」と笑顔を見せた。
　赤穂市教委は平成１２年からチャーターバスを手配し、市内小学校の同大会参加を支援してきた。その２年後からは市民体育祭の競技に小学生陸上競技記録会を採用。５、６年生全員が１００メートル走とソフトボール投にトライする環境を整え、運動能力と関心の底上げを図ってきた。市教委スポーツ推進係は「これまでの取り組み成果が現れ始めたのでは」と話している。

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掲載紙面（PDF）：
2014年4月26日(2085号) 4面 (10,654,336byte)
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