少年少女国連大使に選抜
2014年06月07日
赤穂JCの小林正樹理事長の激励に笑顔で応じる清水理央さん
清水さんら一行は7月22日(火)から7日間の日程で米・ニューヨークを研修訪問。国連本部見学、国際会議への出席を通して貧困や飢餓など地球規模の課題について問題意識を高める。
大使の派遣は国際協力に貢献できる人材育成などを目的に平成23年に始まり4回目。▽みんなが小学校に通えるようにしよう▽初等・中等教育における男女格差を無くそう−など国連が掲げる8目標からテーマを選んだ作文で外務省担当者らが選考する。日本JCによれば、今回は98人の応募があったという。
清水さんは「子どもの死亡率を減らそう」をテーマにした作文で応募。肺炎、マラリア、下痢といった予防可能な病気で毎日大勢の子どもが亡くなっているという現実について、「私には一体何ができるだろうか。少しずつ勉強していきたい」と率直な気持ちをつづった。選考委員から「何を学びたいかが明確で、本人の意欲があふれている」と評価された。
清水さんは1歳から英会話塾に通い、小6で英検3級に合格。「海外で日本語を教える仕事がしたい」と将来を夢見ている。小学5年のときにカナダ・バンクーバーで経験したホームステイで「外国人の人と会話する楽しさ」を実感。少年少女国連大使の募集を知り、「行ってみたい」と迷わず志願した。
ニューヨーク研修では100カ国以上が出席する国際会議の場で発表する機会も予定されており、「世界の問題を人ごとにせず、自分のこととして考えられるようになりたい」と抱負を話す。
応募に際して推薦文を書いた赤穂JCの小林正樹理事長(38)は「今回の参加は理央さんにとって、とてもすばらしい経験になるはず。成長へとつなげてほしい」とエールを送っている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年6月7日(2090号) 1面 (9,911,310byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂署で「術科始め式」署員ら決意新た [ 社会 ] 2024年02月07日京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈後編〉「心の奥に氷の塊がずっと」 京アニ放火殺人事件の判決受け遺族が心境〈前編〉「どんな判決が出ても、息子は帰ってこない」 市民病院が経営強化案「2039年度の黒字化を目標」 [ 社会 ] 2024年01月31日能登地震被災地で医療支援 赤穂中央病院AMAT [ 社会 ] 2024年01月27日赤穂市議会の定数削減方針まとまる 1減の17へ [ 社会 ] 2024年01月27日市民病院PET−CT売却 3300万円で落札 [ 社会 ] 2024年01月27日料金所の強盗想定、山陽道で防犯訓練 [ 社会 ] 2024年01月24日赤穂市老人クラブ連合会 創立60周年祝う [ 社会 ] 2024年01月21日「JR赤穂線の利用促進を」地方創生政策コンテストで優秀賞 能登地震被災地へ緊急消防援助隊 [ 社会 ] 2024年01月15日部隊行進と一斉放水 防火の決意新たに [ 社会 ] 2024年01月14日「瓦がずれてますよ」は真っ赤な嘘 悪質業者に注意 「人生は自分次第」「これからは恩返し」二十歳のつどいで決意や抱負 [ 社会 ] 2024年01月07日能登地震災害義援金 募金箱を市役所と市民会館に設置
コメント
1 0
投稿:笑顔 2014年06月10日コメントを書く