DSL赤穂工場、生産能力拡大へ
2014年09月04日
生産ラインの増設計画が発表されたDSL.ジャパン赤穂工場=同社提供
DSL社は同グループと塩野義製薬の合弁会社。食品、化粧品など幅広い用途に使われるシリカ剤を製造している。ビールの濁りを抑えるろ過助剤としての輸出伸長、新分野での国内需要創出などで需要の拡大が確実なことから、増産体制を整備することにした。
同社によると、工場敷地内の使われていない建屋を解体撤去し、新たに原料倉庫と生産ライン、製品倉庫を建設する計画。それに伴って関連会社を含めて10人前後の従業員を雇用し、「現状のおおむね50%アップ」(金井社長)の増産を可能にするという。
赤穂工場の西山孝・取締役工場長(54)は「地域経済の活性化に少しでも役立ち、赤穂の発展に貢献したい」とコメントしている。
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掲載紙面(PDF):
2014年9月6日(2102号) 1面 (13,020,641byte)
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