我が子と触れあいながら育児するコツを学ぶ「ベビービクス」の体験セミナーが新田の関西福祉大学でこのほどあり、生後１歳未満の子と母１４組が参加した。
　ベビービクスはマッサージと運動を組み合わせたプログラム。赤ちゃんの心と体の発達に効果があるとされ、助産師と同大学の看護学部教員が基本の動作をコーチした。
　参加した母親たちは講師の指導に従って、マットに寝かせた乳児の顔や手のひらなどをやさしくなでおろしたり、もみほぐした。消化吸収が良くなるとされるおへそ周辺も入念にマッサージ。最初はぐずっていた赤ちゃんも次第に泣き止み、リラックスして体をまかせた。
　生後７カ月の長男、遥斗ちゃんと参加した塩屋の大川絵梨香さん（３０）は「笑って気持ち良さそうでした。肌が触れ合う落ち着いた時間が持ててよかった」と微笑んでいた。

＜前の記事

次の記事＞

掲載紙面（PDF）：
2015年2月21日(2124号) 4面 (11,489,287byte)
　（PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。）