楽しみながら川の現状を学習
2008年08月10日
多彩なアトラクションで川遊びの楽しさを満喫した「見て、さわって体験、加里屋川!」
市中心部を流れる同川は明治27年の河川工事までは「熊見川」と呼ばれ、千種川の本流。昭和50年代までは子どもたちが水遊びに興じる光景が日常的に見られたが、河川改修による環境の変化や生活排水などで河川の汚濁が進み、近年は“最も近くて遠い川”となっていた。
今回のイベントは、「加里屋川をもう一度子どもたちが安心して遊べる川にしよう」とのビジョンを掲げた赤穂青年会議所(JC・矢野英樹理事長、会員数39人)が45周年記念事業として実施。上浜市公民館から下流約4キロ区間に水草観察やザリガニ釣りのコーナーを設け、スタンプラリー形式で子どもたちの目と足を川へと向けさせた。
加里屋の太井秀行さん(36)の長男で小学3年生の清崇君(8)は「川で魚を捕まえてみたい」と弟皓基君(6)と一緒に水着で川へ。ペットボトルで作ったわなに小魚を見つけ、「持って帰って図鑑で調べる」と喜んでいた。
イベントでは、「川の現状を知ってほしい」と中流域に堆積したヘドロを見せ、生き物が住みにくくなっている問題点を子どもたちに投げかけた。企画した45周年委員会の山本昌紀委員長(34)は「良い面、悪い面の両方で加里屋川の姿を知ってもらえたのでは。今後も“子どもが安心して遊べる川”を目指して取り組みを進めたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年8月23日(1809号) 3面 (7,667,133byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
2024年春 赤穂市の人事異動 [ 社会 ] 2024年03月27日2024年春 幼稚園・保育所関係の異動 [ 社会 ] 2024年03月27日故障から3年 加里屋中継ポンプ場 ようやく更新 [ 社会 ] 2024年03月26日周世最終処分場の「閉鎖」市が撤回 新路線の運行開始控え、バスの乗り方教室 [ 社会 ] 2024年03月22日新小1年生にランドセルカバー寄贈 交通安全協会 「桜でいっぱいの山に」宝珠山で植樹活動 美化センター焼却炉 予定外の稼働中止 [ 社会 ] 2024年03月16日病院事業管理者に高原秀典氏任命へ [ 社会 ] 2024年03月16日香りでも楽しめる「春めき桜」植樹 [ 社会 ] 2024年03月12日住居侵入の消防係長 停職6か月の懲戒処分 市民病院経営強化プラン 失敗した場合の責任「市長にある」 [ 社会 ] 2024年03月07日「消し忘れに注意!」学童防火ポスター展 [ 子供 ] 2024年03月05日患者と家族の拠り所 月例の「がんサロン赤穂」 田中康湧プロが五段に 若手棋戦で優勝も [ 社会 ] 2024年02月29日
コメント
そして安全に楽しむことが出来ました。普段あまり会話をしてこなかった息子がイベント後
からよく話かけてくれる様になったのには、私自身とてもうれしい事です。
今回この企画に携わってくださった方(JC)すべての方に感謝いたします。
本当にありがとうございました。暑い中お疲れ様でした。
0 0
投稿:末井 明生 2008年08月14日コメントを書く