良寛和尚を題材、シリーズ版画展
2014年12月06日
版画展「良寛絵詞」の展示作の一つ
良寛は備中玉島(現倉敷市)の円通寺で修行。師事した国仙和尚の死去後、赤穂に立ち寄ったとの伝承があり、そのときに書き残したとされる和歌と漢詩を刻んだ石碑が上仮屋の赤穂城塩屋門近くに建っている。
今展では、元塩町の版画家、佐野正幸さん(74)が一年がかりで制作した単色摺りシリーズ作のうち約15点を展示。良寛が子どもたちにせがまれて凧に書いた「天上大風」、赤穂で詠んだと伝わる「やまおろしよ いたくなふきそ しろたへの ころもかたしき たびねせし夜は」の一首などに絵を組み合わせた色紙大程度の作品を額装して並べる。
「庶民に溶け込んで仏法を説いた良寛さんの飾らない人柄を表したかった」(佐野さん)という素朴な画風。14日(日)まで午前10時〜午後4時(初日のみ午後1時から)。無料。Tel090・3496・4282(佐野さん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年12月6日(2114号) 3面 (12,898,325byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ふるさと文化講座「旧赤穂郡域の獅子舞」などテーマ [ 文化・歴史 ] 2023年01月14日キャンバスの会 13日から図書館で作品展 [ 文化・歴史 ] 2023年01月10日15日に各神社で「とんど祭り」 ユネスコ文化遺産「大垣祭」赤穂出身画家が天井画制作中 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日全国伝統的工芸品展で赤穂緞通作家2人入選 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日有年考古館で企画展「看板・立札・道しるべ」 [ 文化・歴史 ] 2022年12月22日「ウサギのように飛躍を」児童ら描いた干支大絵馬 特別展「上方の忠臣蔵浮世絵」貴重な190点 [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日義士引き揚げルート 中央義士会が一部見直し [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日赤穂民報主催・第38回習字紙上展の出品規定 義士行列の小道具に「槍印」加えては [ 文化・歴史 ] 2022年12月04日「目指すは金賞」マーチングバンド全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日赤穂の「十年一昔」ほのぼの写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日力作並ぶ義士祭学童書道展 市民会館で4日まで 創立150年の尾崎小で記念授業
コメントを書く