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赤高ナイン熱戦譜(13)意表ついた奇襲

 2014年12月13日 
赤穂−鳴尾戦7回表2死2、3塁、3塁走者・中村が本盗を決めて先制=読売新聞社提供
 前の試合で戦後の大会新記録となる19奪三振とノーヒット・ノーランを達成した快速左腕・原を擁する鳴尾との4回戦。赤高は0−0で迎えた7回表の攻撃で一死2、3塁のチャンスを作った。
 当時の新聞記事によれば、赤高は5番・木村にスクイズを命じるが失敗。2アウトとなり、打順は6番・蓬に回った。そして、原が蓬に2球目を投じた瞬間、3塁走者の中村が本塁へ向かって猛然とダッシュした。
 「のけのけっ!」と打者をなぎ倒すくらいの勢いで突進した中村は頭からベースに滑り込んだ。巻き上がった土煙が収まると、ミットからこぼれたボールがキャッチャーの尻の後ろに転がっていた。
 ホームスチール−。赤高は何としても欲しかった先取点を奇襲でもぎ取った。
 このプレーについて木村は、「中村さんは足が速くて勝負勘が良かったからね。自分の判断で走ったんちゃうかな」と、単独スチールを推測する。しかし、「あれはベンチからのサインやった」と断言する人がいる。中村の兄、好照だ。(文中敬称略)
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掲載紙面(PDF):
2014年12月13日(2115号) 4面 (11,813,801byte)
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