モンダミン新工場の建設計画発表
2015年03月20日
アース製薬(本社・東京都千代田区、川端克宜社長)は20日、西浜北町の赤穂工場に洗口液「モンダミン」の新工場を建設する計画を発表した。稼働すれば生産能力は現行の2倍に増大。来年10月の完成を目指し、今年9月の着工を予定している。
計画概要では、敷地南西寄りの未利用地に延床面積約1万2000平方メートルの鉄骨造4階建て建屋を建設。一日当たり最大8万本を生産できる最新型設備を導入し、見学コースを整える。投資額は約40〜45億円を見込む。
同社によると、モンダミンは年間約1700万本(26年度実績)を生産する主力商品の一つで、昭和62年発売以来、すべての関連商品を坂越工場で生産してきた。右肩上がりで売り上げが伸びる一方、数量確保が困難になるなど早急な増産体制構築が不可欠だったという。
同製品の生産は新工場に一本化し、坂越工場の設備は急な増産や別製品の生産に活用する。また、新工場設置に伴って新規雇用する従業員10〜12人は地元で採用する方針。同社は「新工場は今まで以上に省エネなど環境にも配慮する。今後も企業活動を通して地域に貢献していきたい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2015年3月28日(2129号) 3面 (14,308,667byte)
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計画概要では、敷地南西寄りの未利用地に延床面積約1万2000平方メートルの鉄骨造4階建て建屋を建設。一日当たり最大8万本を生産できる最新型設備を導入し、見学コースを整える。投資額は約40〜45億円を見込む。
同社によると、モンダミンは年間約1700万本(26年度実績)を生産する主力商品の一つで、昭和62年発売以来、すべての関連商品を坂越工場で生産してきた。右肩上がりで売り上げが伸びる一方、数量確保が困難になるなど早急な増産体制構築が不可欠だったという。
同製品の生産は新工場に一本化し、坂越工場の設備は急な増産や別製品の生産に活用する。また、新工場設置に伴って新規雇用する従業員10〜12人は地元で採用する方針。同社は「新工場は今まで以上に省エネなど環境にも配慮する。今後も企業活動を通して地域に貢献していきたい」と話している。
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