第４１回兵庫学生剣道大会（１２日、県立文化体育館）の男子個人の部で関西福祉大の亀井健太郎さん（２１）＝社会福祉学部４年＝が優勝した。
　１回戦から決勝まで６試合すべてを得意のメンで仕留めた。４回戦では昨年の同じ大会で敗れた甲南大の選手に雪辱。「絶対にリベンジしたかった」と胸を張った。
　２回生の秋に県新人で優勝。その後は思うような結果を出せず、自分の剣道を見つめ直した。「攻め込まれても下がらない」と稽古のときから強く意識することで、相手の動きがよく見えるようになったという。
　最上級生になって主将に就任した。部全体をまとめる責任が自分自身への「良い刺激になっている」と前向きにとらえる。全日本学生選手権の出場権がかかった関西学生選手権（４月２７日）へ向け、さらに稽古に打ち込む。

＜前の記事

次の記事＞

掲載紙面（PDF）：
2015年4月18日(2132号) 1面 (12,799,477byte)
　（PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。）