上郡・高嶺神社で30年ぶり開帳
2015年04月29日
普段は見られないご神体を30年ぶりに公開する「中開帳特別大祭」が上郡町山野里の高嶺神社(深澤景弘宮司)で5月2日(土)から5日(火・祝)まで斎行される。
須佐之男命(牛頭天王=ごずてんのう)を祭神とする同神社は天禄3年(972)に勅命で高嶺山の山頂に創祀。「西の天王さん」の呼び名で古くから信仰を集めている。60年に一度の大開帳は平安後期の万寿2年(1025)に始まり、その中間に当たる年に中開帳を挙行している。
特別大祭は2日の宵宮で幕開け。午後7時からの「御神幸始祭」では、ご神体がふもとの御旅所まで松明とともに山道を降る。3日以降も連日午前10時から神事や式典を行う。
4日は午後1時からの祝賀餅まきなどに続き、獅子舞、神楽などの奉納舞台。NHK Eテレの子ども向け教養番組「フックブックロー」で人気の歌手、谷本賢一郎さん=佐用町出身=のミニコンサートを催す。奉納舞台は5日も行われ、両日とも境内にフリーマーケットと露店が並ぶ。
ご神体の開帳は4日正午〜午後4時、5日午前11時〜午後4時。特別奉拝券は福引券付きで初穂料1000円。4日と5日は高嶺山へ上がる車道は通行止めとなり、御旅所(上郡中学校の北約300メートル)の駐車場から送迎バスを運行する。Tel52・6464。
掲載紙面(PDF):
2015年5月2日(2134号) 1面 (10,742,716byte)
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須佐之男命(牛頭天王=ごずてんのう)を祭神とする同神社は天禄3年(972)に勅命で高嶺山の山頂に創祀。「西の天王さん」の呼び名で古くから信仰を集めている。60年に一度の大開帳は平安後期の万寿2年(1025)に始まり、その中間に当たる年に中開帳を挙行している。
特別大祭は2日の宵宮で幕開け。午後7時からの「御神幸始祭」では、ご神体がふもとの御旅所まで松明とともに山道を降る。3日以降も連日午前10時から神事や式典を行う。
4日は午後1時からの祝賀餅まきなどに続き、獅子舞、神楽などの奉納舞台。NHK Eテレの子ども向け教養番組「フックブックロー」で人気の歌手、谷本賢一郎さん=佐用町出身=のミニコンサートを催す。奉納舞台は5日も行われ、両日とも境内にフリーマーケットと露店が並ぶ。
ご神体の開帳は4日正午〜午後4時、5日午前11時〜午後4時。特別奉拝券は福引券付きで初穂料1000円。4日と5日は高嶺山へ上がる車道は通行止めとなり、御旅所(上郡中学校の北約300メートル)の駐車場から送迎バスを運行する。Tel52・6464。
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