伝統の遠泳「ドッテンコーラ」全員完泳
2015年07月19日
坂越湾を生島まで往復した坂越小の海洋訓練
6月中旬から学校プールで練習を始め、隊列を組んで泳ぐ特訓も行い、本番に備えた。児童たちは伴泳の教員や地元の水泳少年団指導者など26人とともに海へ入り、「ヨーイコーラ、ドッテンコーラ」と掛け声を上げて生島を目指した。
生島に上陸して保護者が用意した飴湯で一息。地域住民らが見守る東の浜へ向けて再び一生懸命に手足を動かした。「大きく息を吸って」「もう少しや」などの声援を受け、全員が無事にゴールした。
塩本聡吾君(11)は「足がつかないから怖かったけど、ゴールできたときはうれしかった」と笑顔。練習で泳げる距離が約3倍に伸びたという釜増(かまます)萌(ほのか)さん(12)は「プールより水がずっと冷たかったけど泳ぎやすかった。泳げるのもきれいな海があるからで、大切にしないといけないと思う」と自然環境にも思いを巡らせていた。
訓練は明治時代の「海上運動会」の流れを汲み、幾度かの中断をはさんで昭和55年からは今年まで36回続いている。同校OGで伴泳者として10年ぶりに参加した小学教諭の永石敦子さん(22)=坂越=は「必死に泳ぐ子どもたちの姿に感動しました」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年7月25日(2145号) 4面 (11,166,940byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市民体育祭2022…少年サッカー 市民体育祭2022…少女バレーボール 学校給食異物混入 過去にも金属片4件 子どもたちが恒例の「お田植え祭」 市民体育祭2022…少年野球 日本公衆電話会 小中学生向け安全教材寄贈 給食パン金属片混入 教育長「初期対応に課題」 学生企画のプレーパーク 子どもたちが元気に外遊び [ 子供 ] 2022年05月31日学校給食のパンに折れた金属ピン混入 第40回ジュニア春季水泳記録会 ビーバー隊発足 ボーイスカウト赤穂第一団 [ 子供 ] 2022年05月09日赤穂民報主催・第37回習字紙上展の出品規定 赤穂市の子ども人口 24年連続減 第9回市長旗少年野球 坂越が優勝 第30回山口会長杯お別れサッカー
コメントを書く