プロの手ほどきでものづくり
2015年08月12日
プロの手ほどきで本棚を作った夏休み工作教室
ものづくりの楽しさを知ってほしいと、城西町の工務店「栄建築」(井上一幸社長)が主催。中広東沖の同社作業場で大工6人と左官1人が講師を務めた。
子どもたちはのこぎりで無垢のヒノキをカット。職人から「金づちは真っ直ぐ上から打ち込んで」とアドバイスを受けながら、組み合わせた部材を釘で固定した。コースターは吸水性にすぐれた海藻土で円板状の石こうをコーティング。コテと筆で均一な厚みに仕上げ、ビーズでカラフルに装飾した。
本棚に熱心にヤスリがけしていた南宮町の小学6年生、是兼龍之介君(12)は「今度は自分でデザインして机とイスを作ってみたい」と意欲。井上社長(55)は「どれも個性があって、世界に一つだけの作品。何でも買える時代だからこそ、自分で作る喜びを知ってほしい」と話していた。
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掲載紙面(PDF):
2015年8月29日(2150号) 4面 (10,830,156byte)
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