国道２５０号の渋滞緩和を目的に建設が進められてきた坂越大橋が完成間近となり、３月２７日（日）の午後から供用開始されることが決まった。
　高野−浜市間の千種川に架かる坂越大橋は平成２１年１１月に着工。橋脚・橋台の下部工に続いて橋梁など上部工もほぼ出来上がり、東詰め側の取り付け道路整備、排水機場の仕上げ工事を主に残すのみとなっている。
　２７日は午前１０時から橋の東詰めで開通式。テープカット、くす玉開き、地元の園児や児童・生徒によるダンスや和太鼓演奏などで開通を祝い、渡り初めを行う。河川敷を臨時駐車場とする。
　設計監理の兵庫県光都土木事務所は「長い期間をかけた事業で紆余曲折があったが、予定していた平成２７年度中の開通に間に合わせることができそう。最後まで安全に工事を行いたい」（道路第１課）と話している。

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掲載紙面（PDF）：
2016年2月27日(2175号) 1面 (10,228,700byte)
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