ふるさと納税 赤穂市は「黒字」
2016年07月30日
「ふるさと納税」による赤穂市への寄付が平成27年度の1年間で375人から合計2309万円に上り、人数と金額とも過去最多となった。寄付額に応じて特産品で返礼する制度を導入したことで増加したとみられる。
「ふるさと納税」は、自分が応援したい自治体へ寄付した場合、居住地の住民税が一定額控除される制度。各自治体が寄付者への返礼品を充実させる傾向が広まり、全国的に寄付額が増加している。
赤穂市は地域活性化、子育て支援など使途を指定して寄付できる「赤穂市ふるさとづくり寄付金」を平成20年度にスタート。当初は1万円以上寄付した人に忠臣蔵扇子1本を贈り、人数では26年度の28人、金額では22年度の827万円が過去最多だった。
昨年度から市外からの寄付1万円につき4000円相当の特産品を贈呈(上限4万円相当)する制度を開始したところ、26年度の4倍近い額の寄付が集まった。市の集計によると、返礼品贈呈にかかったコストは147万円。他自治体に寄付した赤穂市民の市民税控除額1057万円を差し引いても1105万円の「黒字」となった。返礼品の申込みでは、対象者の半数近くが冬の味覚のカキを希望し、次いでミカン、塩の順に人気が高かったという。
20年度からの累計では、寄付金額は6062万円。返礼品コストと市民税控除額を差し引いた金額は4428万円となっている。
掲載紙面(PDF):
2016年7月30日(2194号) 1面 (10,054,129byte)
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「ふるさと納税」は、自分が応援したい自治体へ寄付した場合、居住地の住民税が一定額控除される制度。各自治体が寄付者への返礼品を充実させる傾向が広まり、全国的に寄付額が増加している。
赤穂市は地域活性化、子育て支援など使途を指定して寄付できる「赤穂市ふるさとづくり寄付金」を平成20年度にスタート。当初は1万円以上寄付した人に忠臣蔵扇子1本を贈り、人数では26年度の28人、金額では22年度の827万円が過去最多だった。
昨年度から市外からの寄付1万円につき4000円相当の特産品を贈呈(上限4万円相当)する制度を開始したところ、26年度の4倍近い額の寄付が集まった。市の集計によると、返礼品贈呈にかかったコストは147万円。他自治体に寄付した赤穂市民の市民税控除額1057万円を差し引いても1105万円の「黒字」となった。返礼品の申込みでは、対象者の半数近くが冬の味覚のカキを希望し、次いでミカン、塩の順に人気が高かったという。
20年度からの累計では、寄付金額は6062万円。返礼品コストと市民税控除額を差し引いた金額は4428万円となっている。
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コメント
寄付金に対して、返礼品金額+税控除がどれだけお得か、で寄付されてます。
ただ、返礼品を大盤振る舞いすればするほど、定価(通常の商取引でという意味)で購入しなくなるんではと懸念します。
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投稿:お得大好き 2016年08月08日0 0
投稿:赤穂人 2016年08月08日コメントを書く