業務用海洋深層水が売上好調
2016年09月01日
水道水で炊いた米粒(左)とミネラルを加えた水道水で炊飯した米粒。右側の米は米粒の組織が壊れていない
業務用海洋深層水は主に食品、飲料メーカーに出荷。清涼飲料水のミネラル強化剤やスーパーで販売される弁当の炊飯助剤に使用されている。天然原料100%のため、「無添加」にこだわるメーカーからの需要が売上を押し上げているという。
また、炊飯に使用した場合、海洋深層水に含まれるミネラルが米の細胞が壊れるのを防ぎ、ふっくらとつやのある炊き上がりに役立つ効果があることが研究でわかった。
同社によると、業務用海洋深層水の代わりに、同社製品の「天海のにがり」を米2合に対し15ミリリットル加えて炊飯すると、ほぼ同じ炊き上がりになるという。
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