絵マップコン 2年連続で最優秀賞
2016年10月16日
2年連続で最優秀賞の池渕天翔君と受賞マップ=実行委員会提供
地域の魅力を再発見して郷土愛を育もうと、市民有志の実行委員会が市内の小学生以下を対象に作品を募集し、53点が寄せられた。新田の関西福祉大学で行われた審査会では、出品した子どもたちが作品の意図や工夫した点などをアピールした。
池渕君は、南海トラフ巨大地震で赤穂市に寄せる津波高が「2・8メートル」と想定されていることから、避難目安として「標高3メートル」を表示したハザードマップを作った。市内に古くからある神社の多くが標高3メートルよりも高い土地に建てられていることに着目。各神社の場所を写真付きで地図に示し、「津波が来たら、神社に逃げろ」と呼び掛けている。
標高3メートルのラインは太めの赤いひもをボンドで貼り付け、一目でわかるように工夫した。池渕君は昨年に続いて2年連続の最優秀賞。「まさかと思った」と驚き、「大人になったら、消防士になって人の命を守りたい」と夢を話した。
入賞者は次のみなさん。最優秀賞と優秀賞の計7点は全国展へ出品される。
〔最優秀賞〕
▽池渕天翔
〔優秀賞〕
▽小國真湖都・古川琴望▽木村統哉▽陰山礼・陰山莉世▽岸本夏奈▽東花結・東心結・東和空▽中道菜月・中道創士
〔審査委員特別賞〕
▽齋藤魁・永谷嘉己・江原好宣▽安田笑子▽山本安珠▽吉田悠人▽畑中菜緒・畑中彩希▽宮本陽向・宮本和佳・宮本暖加
〔関西福祉大学生賞〕
▽西垣うた・西垣みのり
〔努力賞〕
▽伊藤優花・伊藤里紗▽長濱雅人▽河野瑛甫▽寺島光桜▽長濱碧乃▽森谷晃大▽川添楓々▽石橋日向▽塚本貴仁▽尾崎ななみ・佐藤茉優・梅澤侑永▽廣瀬斗紀・廣瀬仁紀▽中村みちゆ・藪下夢翔・高橋由真▽丸尾栞愛・石井美凪・玉石瑠花
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年10月22日(2203号) 4面 (11,092,257byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂城と忠臣蔵 スマホで音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2024年12月14日「育休退園」見直し 教育長「前向きに検討」 GTWF 最速ラップも僅差で決勝逃す 四十七士の和紙人形 赤穂大石神社へ奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年12月07日「大相撲巡業楽しんで」協賛スポンサーが子どもたち招待 義士祭パレード実況担当へ高校生ら特訓中 [ 文化・歴史 ] 2024年12月05日「博士」目指して忠臣蔵検定 40問に挑む [ 文化・歴史 ] 2024年12月02日グランツーリスモ世界一決定戦へ14歳の挑戦 児童ら地域の名所巡る「尾崎ウォークラリー」 後世残したい自然と風景 写真展「わが千種川」 [ 文化・歴史 ] 2024年11月30日義士祭奉賛学童書道展が開幕 1日まで 赤穂義士・堀部安兵衛の自筆遺書再発見「命がけの覚悟」 [ 文化・歴史 ] 2024年11月26日少林寺拳法全国大会 中学生男子・組演武で3位 「今も昔もボール追う子の目は同じ」尾崎野球少年団50周年 JAXAミッション支援 高校生たちが観測チャレンジ [ 文化・歴史 ] 2024年11月17日
コメントを書く