国際写真サロンで初入選
2017年01月02日
西本昂さんの入選作「恋の芽生え」
入選作は、幼い男の子が女の子の耳元に顔を寄せている場面を撮ったスナップ。3年前の秋に加東市内の神社に祭りの写真を撮影に行った際、境内で遊んでいた子どもをモデルにした一枚で、「恋の芽生え」と題して出品した。
同コンクールには海外は38カ国・地域から4943点、国内からは4131点、総計9074点の応募があり、海外80点、国内50点の入賞・入選が選ばれた。西本さんは10年ほど前から応募を続け、うれしい初入選となった。
元三菱電機勤務の西本さんは退職した63歳から趣味でカメラを始めた。「一瞬の表情や仕草を撮るのがおもしろい」と、モチーフは主に人物。人が多く集まる祭りやイベント、スポーツ大会などに足を運ぶという。
「カメラを向けると、どうしても相手が身構えてしまう。自然体になったときにシャッターを切れるかどうかが大切」と話す西本さん。「本来は短気な性格」というが、写真にかけては「辛抱強くチャンスを待てる」という。
「今回は被写体に恵まれました。他の人が撮っていない構図を目標に、これからも撮り続けます」と抱負を話した。
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掲載紙面(PDF):
2017年1月1日・第1部(2213号) 4面 (9,334,963byte)
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