和楽器に触れて能楽に興味
2017年02月10日
初心者や親子向けに開かれた能楽ワークショップ
国立能楽堂の主催で、ワキ方福王流の江崎欽次朗さん=重要無形文化財総合指定保持者=ら若手能楽師5人が来館。「船弁慶のおもしろさ」と題して江崎さんがあらすじや見どころを解説した。
ワークショップでは笛、小鼓、大鼓、太鼓の4種類を順番に体験。講師から基本的な演奏方法を教わり、「船弁慶」で演奏される曲の音出しに挑戦した。親子で参加した木津の小学3年、望月可憐さん(9)は「笛はなかなか音が出なかったけど、練習したらちょっと出た」とうれしそうだった。
世襲を基本とする能楽の世界だが、この日の講師のうち3人は研修制度を経てプロの能楽師になった。国立能楽堂養成係の稲田啓さんは「一般家庭の方も能楽師になれる道があるので、ぜひ興味をもってほしい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年2月11日(2219号) 3面 (11,148,762byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
電子雑誌閲覧サービス導入 市立図書館 人物などリアルに描写 色鉛筆画展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月18日「赤穂の路地」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月16日キャンバスの会 ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月11日女性たちの絵画作品ロビー展 [ 文化・歴史 ] 2022年05月05日「伝統と新しいかたち」山陽百貨店で赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月29日清方、松園、夢二など「近代版画の女性像」展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月25日カエルに象、ウサギ……レトロな看板人形の写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月24日29・30日、赤穂城二之丸庭園で屋形舟遊覧 市内で映画ロケ 市民延べ100人がエキストラ [ 文化・歴史 ] 2022年04月13日春恒例のサロン演奏会 通算30回に [ 文化・歴史 ] 2022年04月11日中広の仲江俊明さん 趣味の水墨画展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月10日温かみと癒し「笑い文字」展 [ 文化・歴史 ] 2022年04月09日明徳究め「不生」説く 赤穂で大悟の盤珪永琢 生誕400年 [ 文化・歴史 ] 2022年04月02日森崎伯霊没後30年「ふたたびの春」親子展 [ 文化・歴史 ] 2022年03月31日
コメントを書く