和楽器に触れて能楽に興味
2017年02月10日
初心者や親子向けに開かれた能楽ワークショップ
国立能楽堂の主催で、ワキ方福王流の江崎欽次朗さん=重要無形文化財総合指定保持者=ら若手能楽師5人が来館。「船弁慶のおもしろさ」と題して江崎さんがあらすじや見どころを解説した。
ワークショップでは笛、小鼓、大鼓、太鼓の4種類を順番に体験。講師から基本的な演奏方法を教わり、「船弁慶」で演奏される曲の音出しに挑戦した。親子で参加した木津の小学3年、望月可憐さん(9)は「笛はなかなか音が出なかったけど、練習したらちょっと出た」とうれしそうだった。
世襲を基本とする能楽の世界だが、この日の講師のうち3人は研修制度を経てプロの能楽師になった。国立能楽堂養成係の稲田啓さんは「一般家庭の方も能楽師になれる道があるので、ぜひ興味をもってほしい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年2月11日(2219号) 3面 (11,148,762byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
頭人行列に獅子舞 3年ぶり「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月17日国重要無形民俗文化財「坂越の船祭」3年ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2022年10月10日市民文化祭の生花展「高齢化で最後」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月08日「川柳赤穂吟社」10周年記念で誌上大会 投句募集 [ 文化・歴史 ] 2022年10月08日田辺眞人氏の歴史発見講座 50人募集 風景写真西播磨 会員10人作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年10月03日ル・ポン開幕前会見 樫本さん「人生に残るコンサートに」 [ 文化・歴史 ] 2022年09月30日ル・ポン国際音楽祭 2日開幕 赤穂公演の残席わずか 「声楽の甲子園」初の2年連続県代表 [ 文化・歴史 ] 2022年09月26日「ひょうご五国」巡回展 赤高生が音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2022年09月17日「赤穂緞通の魅力伝えたい」織り手志望の女性が絵本 [ 文化・歴史 ] 2022年09月09日絵手紙始めて3年 95歳初の作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年09月05日逸話でひもとく史実の元禄赤穂事件 [ 文化・歴史 ] 2022年09月04日義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座 十州塩田の作業唄一堂 赤穂からも出演 [ 文化・歴史 ] 2022年09月02日
コメントを書く