沖田遺跡をミニチュアで再現
2017年03月24日
沖田遺跡のミニチュアと作者の西村光男さん
西村さんは50歳のころから茅葺き民家のミニチュア制作を趣味で始め、「これまでに50〜60点を作った」という。「沖田遺跡の復元建造物も同じ茅葺き」と着目し、昨年5月ごろからおよそ9カ月間かけて6棟を完成させた。
完成した作品は高さ約13センチ〜約23センチ。土台部分は和室の塗り壁材、屋根は塗り壁を補強するのに使うパーム椰子の繊維。どちらも本職が左官業の西村さんにとっては扱い慣れた素材。最も気をつかったのは「屋根の勾配や形」で、3種類のはさみを使い分けて刈り揃えたという。
リアリティを出すため、あえて不揃いなところも残し、屋根の苔も再現した。「自分としては、まあまあ納得できる作品ができた。公園にある実物と見比べて楽しんでもらえれば」と話している。
3月29日(水)まで午前8時〜午後5時(最終日は2時まで)。月曜休み。Tel49・2992。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年3月25日(2225号) 1面 (12,118,560byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
子どもたちが忠臣蔵の史跡巡り 忠臣蔵の巨大絵巻を共同制作 『冨嶽三十六景』など版画展 [ 文化・歴史 ] 2013年08月03日旧坂越浦会所で赤穂緞通展 [ 文化・歴史 ] 2013年08月01日子どもたちが茶の湯体験 懐かしい音色も「ラヂオ&蓄音機」展 [ 文化・歴史 ] 2013年07月25日水の循環テーマに特別展 [ 文化・歴史 ] 2013年07月24日粘土で土器や埴輪を工作 「ひょんの実」で赤穂緞通 [ 文化・歴史 ] 2013年07月20日高校生が初々しく龍笛演奏 [ 文化・歴史 ] 2013年07月18日22団体が出演「合唱の祭典」 [ 文化・歴史 ] 2013年07月16日塩屋に夏呼ぶ俳句献納 [ 文化・歴史 ] 2013年07月13日家族で楽しめる交響コンサート 「日本塩業研究の父」足跡を回顧 [ 文化・歴史 ] 2013年07月10日能に新風「世阿弥」好演
コメントを書く