ご近所力で防げる高齢者虐待
2008年10月22日
高齢者虐待の予防について考えた学習会
厚生労働省の調査では平成19年度の虐待事例は全国で1万3000件を超え、そのほとんどは在宅介護。虐待による死者は27人で、年々深刻化している。
学習会では、夫が認知症の妻を虐待するケースを市職員による寸劇で紹介。責任感の強い人ほど周囲に頼らず、無理を重ねた挙句に虐待してしまうという構造的な問題を提起した。
講師の関西福祉大・一瀬貴子准教授は「孤立感から来る不安やストレスが虐待に向かわせる」と要因を指摘。「周囲が温かい目で見守り、少しでも早く異常に気付いてあげることが大切。介護経験者から話を聞ける場が地域にあれば、なおよい」と防止のポイントを挙げた。
夫婦で参加した尾崎の80代男性は「もし今後、介護に困ることがあればご近所や公的機関にすぐに相談したい」と話していた。
<前の記事 |
[ 社会 ]
車から意識不明者救助 善行の2人に「のじぎく賞」 塩屋堂山から悪臭 県が発生源を指導 赤穂管内居住の新規陽性者3人(6月10日) [ 社会 ] 2022年06月10日《市民病院医療事故多発》医療過誤の警察不届け 市長「遺憾」 福祉向上に貢献「つつじ賞」など5個人7団体 赤穂管内居住の新規陽性者4人(6月9日) [ 社会 ] 2022年06月09日加里屋川整備連絡協に河川功労者表彰 給食パン金属片混入 教育長「初期対応に課題」 文化とみどり財団新理事長に藤池俊氏 [ 社会 ] 2022年06月09日通算入館者数30万人達成 旧坂越浦会所 赤穂管内居住の新規陽性者7人(6月8日) [ 社会 ] 2022年06月08日《市民病院医療事故多発》ガバナンス検証委が初会合 [ 社会 ] 2022年06月07日赤穂管内居住の新規陽性者11人(6月7日) [ 社会 ] 2022年06月07日赤穂管内居住の新規陽性者5人(6月6日) [ 社会 ] 2022年06月06日赤穂管内居住の新規陽性者10人(6月5日) [ 社会 ] 2022年06月05日
コメント
0 0
投稿:吉田 カメ 2008年10月24日コメントを書く