龍野高放送部 赤穂出身3人が活躍
2017年08月21日
この夏の活躍が目立った龍野高校放送部の=右から=真殿倫世さん、有年梨沙子さん、松本彩さん
尾崎の松本彩さん(16)は同コンテストに朗読部門で出場。また、さつき町の有年梨沙子さん(18)は高校野球兵庫県大会の開会式で司会を務めた。3人はいずれも龍野高校の放送部員。日頃の頑張りが成果に結びついた。
創作ラジオドラマ部門には全国743作品の応募があり、都道府県予選を通過した98作品が全国大会へ進んだ。真殿さんの受賞作は、「一日10分までなら無料で男性と会話できる」という架空のスマホアプリを題材にしたフィクション。時間を延長するために課金地獄へはまっていく女子高生をシュールに描いた。
真殿さんは脚本からキャスティング、演出までトータルで担当。パソコンの不調で二度も音源データを失うトラブルにもめげず作品を完成させたという。「絶対に優勝できる、と思っていたので表彰式は悔しくて泣きました。でも、今は晴れやか。協力してくれたみんなへの感謝でいっぱいです」と笑顔を見せた。
有年さんは6月の県大会アナウンス部門で5位。その実績で司会の大役を任された。「もともと声が低いので、よく響くように声を張りました。裏返ってしまったところもあったけど、今しか経験できない一生の思い出になりました」。
3年生の真殿さんと有年さんはこれで放送部は引退となる。真殿さんは「これまでで一番輝けた」とこの夏を振り返り、有年さんもうなずいた。一学年後輩の松本さんは「先輩の活躍を引き継げるように頑張ります」と受け止めた。
真殿さんが制作したラジオドラマは8月28日(月)午前10時からNHK−FM「ティーンズラジオ2017」の中で放送される。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年8月26日(2243号) 1面 (12,989,584byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
心癒やすメロディ 引きこもり男性が作ったピアノ曲 [ 文化・歴史 ] 2024年05月20日絵マップコン記念誌 20年の記録と記憶一冊に 赤穂駅2階で「キャンバスの会」ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月12日引きこもりから前進 友人の支えで曲完成 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日工芸と写真、日本画 喜寿記念で三人展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日赤穂民報主催・第41回習字紙上展の出品規定 日本遺産認定祝い北前船の絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年04月06日日本画家の故室井澄氏を偲び画塾生らが作品展 [ 文化・歴史 ] 2024年03月23日日本遺産写真展 南宮町の関さん「水鏡」が最優秀賞 [ 文化・歴史 ] 2024年03月23日「水辺」テーマに作品展 メイプル写友会 [ 文化・歴史 ] 2024年03月18日姫路市美術展で寶山和久さん市長賞 [ 文化・歴史 ] 2024年03月07日「100%の演技のため120%の準備」市児童合唱団の定演 来月3日 第40回赤穂民報習字紙上展の入賞者 赤穂美術家連合会展 16日から赤穂化成ハーモニーホール 関西福祉大学吹奏楽団の定期演奏会 18日に赤穂化成ホール
コメント
ところで、知識を活用し、思考力・判断力・表現力を備え、グローバル社会を生き抜く「真の学力」の育成を目指して、「地域から信頼される魅力ある学校づくり」を行っていると校長先生がおっしゃる地元高校は本当に文武両道の「真の学力」を育てる魅力ある学校になっているのでしょうか。最近、近隣の高校へ進んだ赤穂の若者が、スポーツや様々な分野で活躍しているのを見聞きします。
そのたびごとに、地元民とlしては、青春をエンジョイするだけの高校生活で良いのかなと複雑な気持ちを抱きます。
0 0
投稿:よくやった赤穂育ちの若者よ 2017年08月21日コメントを書く