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「助け合いの大切さ伝えたい」高校生が事例発表

 2018年01月20日 
防災への取り組みを発表する赤穂高校定時制のみなさん
 震災の経験と教訓を継承し、安全で安心な社会づくりへの意識を高めようと、「ひょうご安全の日 西播磨地域のつどい」が20日、中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールであった。東日本大震災の被災地で復興支援活動を行った赤穂高校定時制が事例発表を行った。
 同校は平成25年度から宮城県気仙沼市で復興支援活動を行い、昨秋には全日制を合わせて23人の生徒が現地を訪問。清掃奉仕などを行った。
 この日は代表して生徒会役員の神崎航煕(こうき)君(19)=3年=と引率した上内伸一郎教諭(37)ら3人が壇上で活動内容を発表。来年度の新たな取り組みとして、行政と連携した被災地支援や、これまでの防災学習を発展させた「防災キャンプ」の実施などを提言した。
 「助け合いの大切さを伝えたかった」と神崎君。ともにステージに立った次年度生徒会役員の岩本舜平君(16)=1年=は「来年も活動を受け継いで頑張ります」と抱負を話した。
 会場には約400人が来場。兵庫県立大学大学院の森永速男教授が「災害に備えて地域で取り組むべきこと」と題して講演した。
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掲載紙面(PDF):
2018年1月27日(2264号) 3面 (12,256,378byte)
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