市文化財の地獄絵を一般公開
2018年04月24日
4月29日に一般公開される誓教寺の「三界六道図絵」
三界六道図絵は江戸時代後期の18世紀後半から19世紀中頃に京都の絵仏師により制作されたと推定される全16幅。平安時代の僧源信の著書『往生要集』で説かれる仏教の世界観を詳細に描写したもので、亡者が地獄で苦しむ様子などが鮮烈な色彩で描かれている。平成18年度に絵画では初めて市有形文化財の指定を受けた。
御絵解法要は7代前の住職が始め、一時期の中断をはさんで平成10年に霜尾住職が再開した。以来、隔年で行っている。
法要は本堂で午前10時から午後3時まで。4幅ずつ順番に霜尾住職が解説し、昼休み(正午〜1時)には16幅すべてを並べて参詣者に公開する。当日は高野児童遊園を臨時駐車場として利用できる。同寺は同遊園から北へ徒歩3分。TEL48・8226。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年4月28日(2276号) 3面 (6,673,243byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
日本遺産推進に補助金2400万円 [ 文化・歴史 ] 2019年10月17日神輿担ぎ57年ぶり復活へ 「謎の氏族〜秦氏」考古学から実像迫る [ 文化・歴史 ] 2019年10月13日山鹿素行のお話(11)後記 [ 文化・歴史 ] 2019年10月12日文字と絵で母への想い 絵手紙展 [ 文化・歴史 ] 2019年10月12日市小中学校連合音楽会 17日ハーモニーH 国重要無形民俗文化財「坂越の船祭」13日催行 獅子舞4保存会が熱い競演 [ 文化・歴史 ] 2019年10月08日19・20日「備前焼まつり」 [ イベント ] 2019年10月07日『決算!忠臣蔵』特別上映に抽選100人 山鹿素行のお話(10)素行先生の教えを全うした赤穂義士 [ 文化・歴史 ] 2019年10月05日長崎発「希望の火」迎えキャンドルナイト [ イベント ] 2019年10月04日義士祭観覧席2000円に値上げ 繊細な色の重なり 和紙ちぎり絵展 [ 文化・歴史 ] 2019年10月02日「目指すは金賞」全日本吹奏楽コンクール [ 文化・歴史 ] 2019年10月01日
コメントを書く