日本遺産「北前船寄港地」赤穂市が追加認定
2018年05月24日
「北前船寄港地・船主集落」の日本遺産追加認定を万歳三唱で祝う「坂越のまち並みを創る会」のみなさん
北前船は江戸中期から明治にかけて、本州の日本海側沿岸を経由して大坂と北海道を結ぶ西回り航路を往来した買積船の呼称。北海道から福井県にかけての7道県11自治体による申請で「北前船寄港地・船主集落」は昨年4月に日本遺産に認定。今年2月、新たに赤穂市など14道府県27自治体が追加申請した。
赤穂では、船舶の風よけに適した生島(国天然記念物)があり、高瀬舟が往来した千種川にも近い坂越が寄港地として栄えた。船舶管理を行った「旧坂越浦会所」(市有形文化財)、廻船運賃を記した「船賃銀定法」(同)、航海中に死亡した人を埋葬した「黒崎墓所」(県史跡)など関連の文化財が現存し、廻船業の繁栄とともに伝承されてきた「坂越の船祭」は国無形民俗文化財となっている。
地元まちづくり団体「坂越のまち並みを創る会」(門田守弘会長)が3年前から日本遺産認定を目指して活動。北前船寄港地フォーラムに参加してゆかりの地の関係者と交流を深めたほか、地域で学習会やイベントを開催。旧坂越浦会所近くに北前船の模型を展示するなど機運を高めた。そうした熱意に行政も腰を上げ、昨年7月に関連自治体で構成する「北前船日本遺産推進協議会」に加盟した。
追加認定の知らせに明石元秀市長は「大変うれしい。赤穂市の豊かな歴史文化を伝える貴重なストーリーの一つとして、観光振興や地域活性化の追い風になるものと期待している」とコメント。関連自治体と連携しつつ、有形・無形の文化財群を国内外へ発信し、地域活性化に役立てる。
念願がかなった門田会長は「地元をはじめ協力、応援していただいた方々のおかげ」と感謝。今後は高瀬舟が運航した千種川沿いの地域をつなぐウオーキングイベントや古民家を活用した観光客向け休憩所の整備などに取り組む予定で、「自立した運営を目指したい」とインターネット上で寄付を募るクラウドファンディングで資金調達を呼び掛けることも検討している。
日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもので平成27年度に創設。今年度の新規13件を含めて認定件数は67件となった。兵庫県関係分では▽デカンショ節▽銀の馬車道などがあり、「北前船寄港地・船主集落」で5件目。同庁は東京オリンピックが開催される2020年までに100件程度の認定を予定している。
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コメント
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投稿:岡山の諭吉 2018年06月06日0 0
投稿:おんぶおばけ 2018年06月05日0 0
投稿:なにわ 2018年06月05日失策以外の何物でもない!
忠臣蔵より有名な鎌倉の大仏、四国の遍路が日本遺産に登録されてるんですよ!!皆さんが書いてるように戦略ミス
もう一度練り直して申請してもよいのでは?
観光大使47人その中には識者も数多くいるが、ただのお飾りか?動いてもらえばいかがか?
赤穂の塩は、塩田作業で使った道具や、財を成した田淵氏庭園等と、塩田資料は残っているが肝心の塩田が残ってない、ストーリーをしっかり作らないとかなり難しい
坂越は街並み、国の文化財のお祭り、国の天然記念物生島、船難事故でなくなった方の墓所等
しっかり残っている
最近奥藤市もかなり賑わいをみせ、観光客誘致できる可能性は大いにある
市の支援が少ないように思うのは私だけだろうか?坂越を電線地中化したらよいと思う。
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投稿:ゆきや 2018年06月04日関係者のみの当日祝杯のみで、翌日には町を歩いても知るすべもない程、無反応で静かな赤穂市。はたしてどちらなのでしょうか?
なんとか遺産のような認定には、その管理状態が悪くなったり、その他相応しくない問題が顕著であると普通は指定解除があります。
坂越人にとっては、正直、喜び反面、年寄りばかりでキューキューでしょう。笑
肉体的にも、ご予算的にも負担も大きい。
しかし、自ら追い込み頑張ってます。
伝統文化を守るとはこういうものです。
一人でも多くの理解者が増える事を願ってやみません。
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投稿:これからが正念場 2018年06月03日さて、日本遺産認定の快挙、忠臣蔵同様、坂越だけでは到底成し得なかったことで…
乗った船が大変よかったのですね。
これからがスタート、日本遺産の名に恥じぬよう、引き続き地道な街並みの美化にみんなで取り組みましょう。
とりあえずは、おめでとうございます!
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投稿:エールを送る泥船の船頭 2018年06月03日0 0
投稿:忠臣蔵は純粋に歴史・文化遺産と言い難い面がありませんか 2018年06月01日そのうち、日本に伝わる歴史実話名ストーリーを元に、文化庁が関係遺産を100撰とかでグローバル選定し始めたら、必ず赤穂の忠臣蔵関連の遺産は色んな角度から入ることでしょう。
一番大切なことは登録達成でなく、日頃の郷土の歴史の学習、その文化財を守る心、伝え残す整備・努力をしている地域であるかどうかであり、登録はその努力へのご褒美だと思います。
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投稿:目指すものでなく、されるもの 2018年06月01日お遍路については、日本人はもとより、特に外国人には、その変遷・歴史・関連物語はまだ広く知れ渡ってはいません。私もそこまで詳しく存じておりません。と、いう訳で今回認定されたのでしょう。
忠臣蔵が相応しくないというのは、世界に向けて新たに紹介する、埋もれた日本の歴史ストーリーの選定理由にはそぐわないというだけです。
忠臣蔵遺産の視点を変えるとは、山鹿素行の足跡から、その生涯をメインに赤穂事件を辿るもの。新撰組から太平洋戦争を経て現代までの日本人の深層心理に影響を与え続ける赤穂事件の遺産です。お解りになられましたか?
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投稿:視点を変えた忠臣蔵とは・・・ 2018年06月01日数多くのものが、日本遺産になっています。ここを考えないと。何故指定を受けられなかったか?その本質を理解すべきです。日本遺産は国の文化財が基本です。
赤穂城を基本に赤穂の文化を基本に考えたストーリで出せば実現できていたでしょう。義士を全面に出せば、今でも苦しんでいる地域があるのを自覚すべきです。
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投稿:無名 2018年06月01日0 0
投稿:努力の結果は無駄ではない! 2018年05月30日日本遺産になっていたでしょう。なってから忠臣蔵を出せば良かったのです。これは山や鹿素行を粗末にしてきたむくいかも。
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投稿:新渡戸ファン 2018年05月30日0 0
投稿:やまがそこお 2018年05月29日0 0
投稿:堀部安兵衛 2018年05月28日0 0
投稿:北前船 2018年05月26日0 0
投稿:赤穂民報 2018年05月26日次いで、市長のコメント、歴市文化は歴史文化の変換ミス。
これまでの追加認定への経緯、そして、関係各位の皆さんの努力に感謝と敬意を払います。
日本遺産は、これまでの追加認定へのみちのりより、これからがもっともっと大切なことであり、
重要なことであります。
これまで経験したことのない、高度で精度の高い情報収集と敏速、スピディで丁寧な情報発信、
加えて情報の共有化で、官民あげてのイベント等々を毎年実施、実行していかなければ意味なし。
日本遺産の認定は、これまでの文化財指定より、形を変えて、啓発普及など難しく、
これまで認定を受けた各市町村は、活発な活動などを展開しており、
赤穂市の力量が試されるものであり、これぞ都市競争がはじまったものと感じます。
先ず、1週間目の力量、次いで1ケ月目の力量で、およそ赤穂市の蓄積力、
今後の、未来の力量がはっきりと見えてきます。
日本遺産67件の認定を受けた全国各地の市町はそれぞれ力量を展開し推進しています。
そして「北前船寄港地」だけに限っても、全国の市町は多種多様なイベント等を展開しています。
さて、我が赤穂市は、先ず何をするのか、しようとされているのか。
官民連携で、市民一人ひとりが頑張って、盛り続けようではありませんか。
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投稿:気になるひとり 2018年05月25日コメントを書く