忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. 社会
  3. 記事詳細

ろう者も聴者も一緒におしゃべり「手話カフェ」

 2023年02月04日 
 手話で話す楽しさを広めようと、御崎のカフェスペースで月1回の「手話カフェ」が今年から始まった。

聾者も聴者も手話でおしゃべりを楽しむ「手話カフェ」


 手話カフェを始めたのは、伊和都比売神社のそばで土日祝限定の「AMAカフェ」(御崎2の2)をオープンしている尼崎希代子さん。

 尼崎さんは「赤穂市みんなの和を広げる手話言語条例」の施行を受けて市が開いた手話の入門基礎講座を受講。手話サークル「ハンドフレンズ」で手話奉仕員ボランティアとして活動を続け、2021年に全国手話検定準1級に合格した。姫路や太子にある手話カフェで聾者と聴者が手話でコミュニケーションを楽しんでいる様子を見て、「赤穂にもこういう場があればいいのに」と思い立った。

 初回の先月14日にはハンドフレンズの仲間や尼崎さんとSNSなどでつながりのある人たちが来店し、手話でおしゃべりを楽しんだ。手話をほとんど知らない記者には、周囲の人たちがゆっくりと手や指を動かして基本的な手話を教えてくれた。卓上にはホワイトボードがあり、筆談も併用できる。

 尼崎さんは「手話は言語です。少しでも覚えれば世界が広がるし、表現力が豊かになる。老後に耳が遠くなったときも便利と思う」と手話を覚えるメリットを話す。「手話で思いっきり話したい人、覚えた手話を試してみたい人、手話を体験してみたい人、いろんな方が集まる場になるように、気長に続けていきたい」。

 次回の手話カフェは2月11日(土)午前9時〜午後4時。参加料500円+ドリンク代。3月以降の日程はフェイスブック(https://www.facebook.com/kiyoko.amasaki.1)で順次告知する。



<前の記事


掲載紙面(PDF):
2023年2月4日号(2494号) 1面 (5,509,724byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 御崎地区 ]  [ 社会 ]


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

1 2 3 4 5 6

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • 【社説】投票3日前の異例の支持表明 牟礼市長は市民に説明を←赤穂を大事にする会(11/22)
  • 対立候補「支持」の牟礼正稔・赤穂市長「信念に基づいて行動」「選挙終わればノーサイド」←キングダム(11/21)
  • 対立候補「支持」の牟礼正稔・赤穂市長「信念に基づいて行動」「選挙終わればノーサイド」←はてな(11/21)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警