市民一人当たり資産は187万円 赤穂市バランスシート
2008年11月10日
赤穂市は7日、市が保有する資産と負債をまとめた平成19年度バランスシート(賃借対照表)を発表した。市民一人当たりの資産は187万円で前年度より約3万5000円減、負債は63万円で約4万2000円減った。正味資産は124万円で約7000円増。市は「負債の割合が減少していることから、将来への負担は減少傾向にあるといえる」としている。
バランスシートは企業会計の考え方を取り入れて財政状況を検討するための一手法。よりわかりやすく財政状況を把握できるメリットがあり、市は会計データが電算処理化された昭和44年度以降の数値を基に、13年度から毎年作成している。
今回発表された19年3月末現在のバランスシートによると、過去に取得、建設した土地や建物、基金など「資産」は968億円。市債発行残高など将来返済しなければならない「負債」は328億円。いずれも前年度比23億円の減となった。「正味資産」は640億円で前年度より微増した。
「資産」に対する割合を見ると、「負債」が33・9%(前年度35・5%)で減少したのに対し、「正味資産」は66・1%(同64・5%)で増加した。
また、同時に発表した行政コスト計算書によると、19年度の行政コストは164億円で、前年度から約7億5500万円少なかった。
掲載紙面(PDF):
2008年11月15日(1820号) 1面 (7,756,365byte)
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バランスシートは企業会計の考え方を取り入れて財政状況を検討するための一手法。よりわかりやすく財政状況を把握できるメリットがあり、市は会計データが電算処理化された昭和44年度以降の数値を基に、13年度から毎年作成している。
今回発表された19年3月末現在のバランスシートによると、過去に取得、建設した土地や建物、基金など「資産」は968億円。市債発行残高など将来返済しなければならない「負債」は328億円。いずれも前年度比23億円の減となった。「正味資産」は640億円で前年度より微増した。
「資産」に対する割合を見ると、「負債」が33・9%(前年度35・5%)で減少したのに対し、「正味資産」は66・1%(同64・5%)で増加した。
また、同時に発表した行政コスト計算書によると、19年度の行政コストは164億円で、前年度から約7億5500万円少なかった。
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