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医療や介護などテーマ「女性の会」

 2018年09月08日 
少子高齢社会をよりよくしたいと話し合う「高齢社会をよくする女性の会赤穂」のみなさん
 少子高齢化が進んだ中、男女共同参画の視点でよりよい社会づくりを目指そうと、福祉に関心の高い市民有志が「高齢社会をよくする女性の会赤穂」を結成。会員らが月1回集まって情報交換や研修に取り組んでいる。
 全国組織のNPO法人「高齢社会をよくする女性の会」(樋口恵子理事長)に賛同するグループとして兵庫県内では初めて今年6月に発足した。これまでに同法人が実施した高齢者服薬調査に協力し、多剤大量処方の問題点を指摘。今後も認知症や介護、育児などをテーマに調査研究を続け、研修会や講演会を開催して学習と問題提起の場とするほか、「福祉マップ」づくりといった地域活動も推進していく考えだ。
 現在の会員は、いずれも市内在住の50〜70代の女性7人。「いきいきサロン」を運営しているボランティアや元民生委員など、さまざまな形で地域福祉に関わってきた人たちだ。代表に就任したのは長年市社会福祉協議会に勤務した社会福祉士の岩崎文子さん(62)=正保橋町=。「横のつながりを作って、知恵を出し合える会にしたい」と意気込む。
 毎月第1日曜日の午前に集会所や喫茶店などに集まり、情報交換や研修を行う。入会金1000円、年会費2000円で年齢や居住地を問わず、男性も入会できる。岩崎代表は「興味がある方は、まずは気軽に見学してもらえれば」と呼び掛けている。問い合わせは岩崎代表TEL45・3303。
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掲載紙面(PDF):
2018年9月8日(2292号) 1面 (6,055,570byte)
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